どのメーカーの機種が全系に選ばれる? メーカー・シリーズ別に集計してみた(マルハン新宿東宝ビル・2026年2月〜9月)
マルハン新宿東宝ビル店の全系には、ジャグラーの日もあれば、サミーのAT機が並ぶ日もあります。では、どのメーカーの機種が、どのくらい全系に選ばれてきたのか。219日分の全系実施を、メーカーとシリーズごとに集計しました。あわせて、メーカーごとの差枚も比べます。
集計の対象と数え方
- 期間:2026年2月21日〜9月27日の219日分
- 件数:全系に選ばれた機種は、のべ1,412件(日付×機種)、122機種です。このうち109機種、件数にして1,395件(98.8%)を、メーカーかシリーズに分類できました
- 分類:「イベント傾向チェッカー」の「系統」と同じ分け方です。1つの機種が複数に入ることがあります(例:キンハナは、パイオニアとハナハナの両方に入ります)。ミズホはユニバーサルの系列なので、ユニバーサルに含めています
- 全系に入った日:そのメーカーの機種が1つ以上全系に選ばれた日の数です。同じ日に2機種選ばれても1日と数えます(「回数」のほうは2回と数えます)。表では、219日のうちの割合を大きく出しています
- 差枚:結果(プラス台数・設置台数・平均差枚)が記事に載っている1004件で集計しました。1台あたりの平均差枚は、各機種の平均差枚を設置台数で重みづけした平均です。95%区間の目安は、日単位でデータを抜き直して計算をやり直す方法(ブートストラップ、4,000回)で出しています
よく選ばれるメーカー
選ばれた回数が20回以上のメーカーを、多い順に並べました。「全系に入った日」は、そのメーカーの機種が1つ以上全系に選ばれた日の数です。
| メーカー | 回数 | 全系に入った日(219日中) | よく選ばれた機種(回数) |
|---|---|---|---|
| 1北電子 | 307回 | 81%178日/219日 | 12機種ハッピー(40)、ミスタージャグラー(39)、グランベルム(34) |
| 2サミー | 252回 | 69%151日/219日 | 17機種Sこのすば(33)、エウレカ(28)、初代北斗(27) |
| 3大都 | 187回 | 61%133日/219日 | 13機種SAO(29)、番長ZERO(25)、ゾンサガ(24) |
| 4オリンピア | 119回 | 44%97日/219日 | 8機種ToLOVEる(40)、アバサー(32)、戦国乙女4(25) |
| 5ユニバーサル | 105回 | 39%85日/219日 | 10機種シャーマンキング(33)、マギレコ(20)、Lハナビ(16) |
| 6山佐 | 87回 | 32%71日/219日 | 9機種SBJ(35)、モンキーV(15)、ゴッドイーター(12) |
| 7SANKYO | 83回 | 35%77日/219日 | 8機種からくり(26)、ヴヴヴ(15)、かぐや様(15) |
| 8エンターライズ | 67回 | 26%58日/219日 | 6機種モンハンライズ(25)、バイオRE:2(20)、DMC5(12) |
| 9パイオニア | 59回 | 25%55日/219日 | 4機種ドラハナ(22)、キンハナ(19)、スタハナ(13) |
| 10コナミ | 30回 | 13%29日/219日 | 4機種七つ魔(23)、戦コレ6(3)、銀河英雄伝説(2) |
| 11オーイズミ | 23回 | 10%22日/219日 | 5機種レビュースタァ(8)、うみねこ(6)、ひぐらし(6) |
20回未満のメーカー:ディ・ライト(17回)、藤商事(16回)、KYORAKU(14回)、スパイキー(8回)、三洋(7回)、ニューギン(5回)、ナナショー(5回)、ビスティ(4回)
北電子は、5日に4日は全系に入っている
いちばん多いのは北電子の307回で、219日のうち178日、割合にして81%の日に、北電子の機種が1つ以上全系に入っていました。ほぼ毎日の常連と言えます。北電子の中身はジャグラーシリーズが中心で、ハッピー(40)、ミスタージャグラー(39)、グランベルム(34)が上位です。
サミーは機種の幅がいちばん広い
2位のサミーは252回で、69%の日に登場しています。目立つのは機種数で、17機種と、どのメーカーよりも多くの機種が選ばれています。1機種あたりにすると、北電子が約26回なのに対して、サミーは約15回です。北電子は同じ機種がくり返し選ばれ、サミーは機種が入れ替わりながら選ばれている、という違いがあります。
大都・オリンピアが続く
3位の大都(187回、61%の日)は、SAO(29)、番長ZERO(25)、ゾンサガ(24)が中心です。オリンピアは119回で、ToLOVEる(40)、アバサー(32)、戦国乙女4(25)がよく選ばれています。
シリーズ別に見ると
| シリーズ | 回数 | 全系に入った日(219日中) | よく選ばれた機種(回数) |
|---|---|---|---|
| 1ジャグラー | 234回 | 73%160日/219日 | 9機種ハッピー(40)、ミスタージャグラー(39)、ジャグラーガールズ(32) |
| 2ハナハナ | 59回 | 25%55日/219日 | 4機種ドラハナ(22)、キンハナ(19)、スタハナ(13) |
| 3北斗シリーズ | 42回 | 17%38日/219日 | 2機種初代北斗(27)、北斗転生2(15) |
- ジャグラーシリーズは73%の日に登場しています。北電子の307回のうち234回がジャグラーです
- ハナハナシリーズは59回(25%の日)です。ハナハナの4機種はすべてパイオニアの機種なので、パイオニアの集計とまったく同じ数字になります
- 北斗シリーズは、初代北斗(27)、北斗転生2(15)の42回です
メーカーごとの差枚
結果のある日が30日以上のメーカー・シリーズを、1台あたりの平均差枚が高い順に並べました(パイオニアはハナハナと同じなので省いています)。全体の平均は+3,045枚です。
| メーカー シリーズ | 1台あたりの 平均差枚 | 全台 プラス | ノー マル |
|---|---|---|---|
| 山佐 | +3,833枚▲高め95%区間 +3,418〜 | 7% | 13% |
| エンターライズ | +3,610枚95%区間 +2,907〜 | 30% | 0% |
| オリンピア | +3,438枚95%区間 +2,765〜 | 46% | 34% |
| 北斗シリーズ | +3,298枚95%区間 +2,857〜 | 51% | 0% |
| SANKYO | +3,146枚95%区間 +2,669〜 | 11% | 0% |
| ユニバーサル | +3,139枚95%区間 +2,687〜 | 36% | 31% |
| サミー | +3,079枚95%区間 +2,787〜 | 49% | 8% |
| 大都 | +2,835枚95%区間 +2,429〜 | 58% | 12% |
| ハナハナ | +2,603枚▼低め95%区間 +2,435〜 | 56% | 100% |
| ジャグラー | +2,581枚▼低め95%区間 +2,456〜 | 50% | 100% |
| 北電子 | +2,545枚▼低め95%区間 +2,419〜 | 51% | 84% |
棒は全体の平均との差です。「全台プラス」はその機種の設置台がすべてプラスで終わった回の割合、「ノーマル」は選ばれた回のうちノーマルタイプの機種の割合です。「▲高め」は95%区間の下限が全体の平均を上回っているもの、「▼低め」は上限が全体の平均を下回っているものです。
高めなのは山佐、低めなのは北電子・ジャグラー
いちばん高いのは山佐の+3,833枚で、95%区間(+3,418〜+4,243枚)がまるごと全体の平均より上にあります。反対に、北電子は+2,545枚、ジャグラーは+2,581枚で、区間がまるごと全体の平均より下です。はっきり高め・低めと言えるのは、山佐(高め)と、ハナハナ、ジャグラー、北電子(低め)でした。
差の多くは「ノーマルかATか」で説明できる
この差を「店が山佐を優遇している」と読むのは早計です。表の右端の「ノーマル」の列を見てください。低めのグループはどれもノーマルタイプが中心で、北電子は84%、ハナハナは100%です。一方、山佐は13%しかありません。
ノーマルタイプとAT機を分けて集計すると、1台あたりの平均差枚はノーマルが+2,505枚、AT機が+3,471枚で、約966枚の開きがあります。ノーマルタイプは1回の出玉が大きくなりにくいので、同じ全系でも差枚は小さめに出ます。メーカーの差は、そのメーカーの機種にノーマルが多いかどうかを、かなりの部分で映していると考えられます。
山佐は「平均は高いが、全台プラスは少ない」
もう1つ目を引くのが「全台プラス」の列です。全体では42%ですが、ノーマルタイプに限ると55%、AT機では36%です。ノーマルは差枚が小さい代わりに、全台がそろってプラスになりやすい、ということです。
その中で、山佐は平均差枚がいちばん高いのに、全台プラスの割合は7%しかありません。大きく出た台が平均を引き上げる一方で、マイナスで終わる台もほぼ毎回ある、という荒れ方です。同じ全系でも、「どの台に座っても勝ちやすい」のはノーマル中心のメーカー、「当たれば大きい」のはAT中心のメーカー、という性格の違いが数字に表れています。
読むときの注意
- メーカーの分類は、このサイトの定義です。イベント傾向チェッカーの「系統」と同じもので、分類できていない機種が13機種あります
- 設置台数の違いは考えていません。設置機種が多いメーカーほど、選ばれる回数も増えやすくなります。台数あたりの選ばれやすさは、別の記事で扱う予定です
- 台数の少ない機種ほど、平均差枚は跳ねやすい。回数の少ないメーカーの数字は、参考程度に見てください
- 過去の実績です。次の全系で同じ傾向になるとは限りません。差枚は、打った人の量や時間でも変わります
- この集計は2026年9月27日までのデータにもとづいています
イベントごとに、どの系統が選ばれやすいかは、イベント傾向チェッカーの「系統」で見られます。機種ごとの差枚は、差枚トップ10の記事にまとめています。
TOOLイベント傾向チェッカー「0のつく日」などのイベントごとに、これまでどの機種が選ばれてきたかを見られます。 TOOL全台系まつわるチェッカー(マルハン新宿東宝ビル店)店長の示唆から、過去に全台系になった機種を逆引きするツール。