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サンプルが少ないうちは信用できる? 発光率がブレるしくみと、数える回数の目安

2026年9月25日 公開

「数え始めて30分、発光率が45%と出た。これは高設定のサインなのか」。カウンターを使っていると、一度はこう思うはずです。結論から言うと、数えた回数が少ないうちの発光率は、思っている以上に大きくブレます。この記事では、そのブレ幅と、差を見分けるのに必要な回数の目安を、計算でまとめます。

発光率は「割合」で、母数はチャンス目の回数

「カバネリ海門発光カウンター」では、発光率を 発光 ÷(非発光+発光) で出します。高確中の発光などは含めません。たとえば非発光を30回、発光を5回数えたなら、5 ÷ 35 = 約14.3%です。

ここで押さえたいのは、分母がゲーム数ではなく、チャンス目が出た回数だということです。「100回数えた」とは、チャンス目を100回数えた、という意味になります。

同じ確率でも、回数が少ないと割合はブレる

コインを投げると、表が出る確率は50%です。それでも、5回投げて4回が表になることは珍しくありません。10回、100回と増やすほど、表の割合は50%に近づいていきます。発光率も同じで、本当の確率が同じでも、数えた回数が少ないうちは、出た割合が大きく上下します。

どのくらいブレるのか、目安を計算しました。ここでは仮に、本当の発光率が30%だとします。カバネリの実際の値ではなく、計算のための仮の数字です。

数えた回数95%の確率で収まる範囲ブレ幅
20回9.9% 〜 50.1%±20.1ポイント
50回17.3% 〜 42.7%±12.7ポイント
100回21.0% 〜 39.0%±9.0ポイント
200回23.6% 〜 36.4%±6.4ポイント
500回26.0% 〜 34.0%±4.0ポイント
1,000回27.2% 〜 32.8%±2.8ポイント

二項分布の正規近似(信頼度95%)による目安です。回数が少ないほど粗い近似になります。

20回のときは、本当の値が30%でも、10%台から50%まで、どこに出てもおかしくありません。序盤に45%が出ても、それだけで高設定とは言えず、逆に低い数字が出ても低設定とは言えない、ということです。100回でもブレ幅は±9ポイント程度、500回まで数えても±4ポイント程度は残ります。

差が小さいほど、必要な回数は跳ね上がる

では、ある値と実際の値の差を見分けるには、どのくらい数えればよいのでしょうか。基準を30%に置いて、それより高い値を持つ台を見分けるのに必要な回数を計算しました(信頼度95%、見逃さない確率80%の条件です)。

30%との差見分けたい値の例必要な回数の目安
10ポイント30% と 40%約170回
7ポイント30% と 37%約350回
5ポイント30% と 35%約680回
3ポイント30% と 33%約1,900回

基準の値を30%に固定して、実際に数えた値と比べる場合の目安です。実際の機種の設定差の大きさとは関係ありません。

差が半分になると、必要な回数は約4倍になります。10ポイントの差なら約170回で足りても、3ポイントの差を見分けるには約1,900回が必要です。小さな差は、1回の実戦で数えられる回数では、そもそも見分けられません。

実戦で数字を見るときの心がけ

この計算の限界

ここでの計算には、次のような前提と限界があります。

「回数が少ないうちは大きくブレるので、序盤の数字に一喜一憂しない」。この一点を覚えておくだけでも、数字との付き合い方が変わります。

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